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個性は一長一短

投稿日:2017/3/21

ナンバーワンよりオンリーワン!!


今の20歳半ばから30歳ぐらいまでの世代をゆとり世代と呼びます。


個性を大事にする教育をされてきた世代です。まぁ私もその世代なのですが。。。


私達世代は自分らしさ(個性)をテーマに生きてきた世代です。


結果的にいろんな個性が生まれましたが、実際個性を賞賛される機会もないまま、


社会に出てきた世代だといえると思います。


しかしながら今の時代は個性的で有ればあるほど実社会では生活し辛くなっていて、


社会での生活に馴染めず、結果的に退職してしまい


大事な20代を何も得ず終わってしまうという事が多いように感じます。


もちろん個性がとても重要な職業もあります。


例えばアーティストや芸能人など それなりの個性が求められると思います。


但し、その数少ない職種に就く事が出来るのは、


競争という名のいす取りゲームで勝ち上がってきたナンバーワンに相当する人達です。


企業側から見れば業績が上げれる個性ではなければ、全て必要ない個性です。


こういった個性重視になってしまった要因としては、


ゆとり教育もありますが一番の要因はSNSの発達だと思います。


ブログでもfacebookでもそうですが、学生時代、勉強ばかりやっていた友達が、


社会人になり社交的な一面を見たりすると驚いたりします。


そういう人の普段見えなかった様子を見ることで、


個性を認識し、自分も変わった何かをアップしたい衝動にかられ、


人から見られたときに「個性的」と思われるようなことをし意識し始めるのです。


本当に大事なのは演じて造った個性を剥ぎとり、本当の自分とは何かを考えることです。


個性に固執して不幸になるなんて馬鹿げたことです。


自身の本当にやりたいことを第一に考え、それに向かって生きていく。


個性は造るものではなく、造られるものではないかと思います。


新潟市

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