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悲観的に計画できる強さ

投稿日:2020/3/21

新潟の皆様、こんにちは。 毎週、独立や起業、仕事に役立つ情報をお届けしております。 「新潟ベンチャーブログ」です。 本日は「悲観的に計画できる強さ」 というテーマでお話させて頂きます。


「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」これは京セラの創業者、稲盛和夫氏の教えです。私はいちビジネスパーソンとしてこの考え方を仕事で取り入れています。それは経営ではもちろんですが、一つひとつのプレゼン、イベントなど仕事対してもこの考え方をベースに取り組んでおります。


この考え方は全て重要だと思いますが、私自身がもっとも重要視している個所は「悲観的に計画をする」という点です。仕事を行っていく中で、ネガティブなことは日々起きます。キャンセル、クレーム、ミス、などです。そしてそれらが起きたときに毎回考えるように努めていることがあります。それは事前にそのネガティブな事柄が起きることを想定することでき、事前に対策、対応できたのではないか、ということです。想定でき対策、回避ができたはずなのに、起きてしまったのではあれは、それは自分自身の怠慢だと捉えます。そして仕事の仕方を悔やみ、反省する習慣になっています。


一般的にはポジティブシンキングが推奨されています。それも会社の文化を作る上で重要なことだと思います。しかし、物事を悲観的に考えることのできる強さを持つことも重要だと考えます。楽観的に考えることはストレスがなく楽なことですが、物事を悲観的に考えることにはストレスが生じます。より頭を使い、精神までネガティブに引っ張られそうなところを耐え、冷静にリスクを想定する必要があるので、強さが無ければ悲観的思考に負けてします。


聞いたことがなかったという方はぜひ仕事に活かしてみて下さい。


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