投稿日:2015/1/27
こんにちは!片桐です。
先日のブログの続きです。起業する前に給料の5倍の粗利益を継続的に生み出せるようになるべきです。
一つ目の理由。会社を発展させるためには社内に向けての投資を行う必要があるからです。
その投資先は人材教育、ブランディング、新商品や新サービスの開発。経常利益を出せない経営、赤字ギリギリの経営では投資はできません。その場合は現状維持、つまり衰退に向かいます。利益が出ない経営をしている企業は発展が遅れるケースがほとんどです。また、時間を人材教育に投資したケースについては改めて別のブログで書きます。
二つ目の理由。企業は会社を継続する義務があるからです。
会社経営するうえで、もっともやってはいけないことは倒産です。倒産は多くの方に多大なる迷惑をかけてしまいます。人命に関わるケースもあります。絶対にあってはいけないのです。ですから、いざというときでも、短期間で利益を生み出せるだけの力を身に付けている必要があります。
来週までに100万円が必要な場合。借り入れを行いますか?それとも利益を上げますか?ちなみに弊社は創業以来一度も借り入れを行ったことがありません。信用を積むために今後は借り入れも必要だとは思いますが。赤字も一度もありません。
適切な利益を頂くというこは会社を継続させ、発展させることに繋がります。より良いサービスを開発できるかもしれません。つまりクライアントのためなのです。利益を上げずに会社を倒産させてしまったり、より良いサービスを開発できない。こういったことは取引先やお客様にとってマイナスなのです。社会のために、適切な利益を生み出すことが重要なのです。
最近、フリーランスといわれる方が増えました。生き方の一つとして今後さらに増加すると思います。そういった生き方もいいと思いますし尊重しています。ただ気をつけなければいけないことは粗利=給与として捉えないことだと思います。たとえ組織にして発展させる気がそもそもないフリーランスの方でも、リスクヘッジのために粗利の5分の1程度を自分の給与にする習慣を身に付けることは悪くないと思います。