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先人から学ぶ

投稿日:2015/1/31

こんにちは!片桐です。

 

 

 

こういった言葉を上司や先輩から言われたことはありませんか?『素直さが大切だ』、『自己流は事故る』、『守破離の守が大切だ』、『素直さを持ち、無駄なプライドを捨てよう』。

 

 

 

ひねくれ者だった私は、20代前半の頃にこういった言葉を聞くと『ただ、上司が部下のマネジメントをしやすくするためだろう』と捉えていました。

 

 

 

 

しかし、実際に自分のやり方でやってみると、、、、成果がでない。成長も遅い。そこで、初めて上記の大切さを知りました。

 

 

 

 

補足ですが、会社は学校ではありません。会社に授業料を払っているわけではありません。そして、お客様からお金を頂いている以上、新入社員だとしてもプロです。入社一日目の右も左も分からない新入社員だとしても、教えて貰えることは普通ではないのです。『上司が仕事を教えてくれない』こういった発言は会社というものを理解していません。学校の延長線上に会社があるわけではありません。お金を払う側から貰う側です。つまり180度違うということです。教えて頂けることに感謝して、一日も早く自分自身を黒字化するべきです。

 

 

 

 

話は戻りますが、私はもちろん今も先人から学んでいます。しかし、20代の頃のように直接誰かから学べる機会は多くありません。

 

 

 

 

 

企業の多くが世の中に対して、より貢献できるサービスを提供するために、会社を発展させようと日々努力されていることと思います。私も同じです。

 

 

 

 

 

ただ考えなくてはならないことは、同じような企業は世の中に存在しているということです。当然、自社が一番良いサービスを提供するという自負のある企業は多いと思います。しかし、そのいち企業の発展が遅れたとしても、世の中に対してマイナスの影響は与えないでしょう。同じようなサービスを提供する企業が必ず現れるからです。

 

 

 

 

 

つまり、企業の発展が遅れても、世の中に対して、それほど悪影響は与えないのです。より良いサービスが開発できないとしても、世間は困りません。しかも、世の中に現存する、あらゆるニーズに対するサービスはすでに存在している場合がほとんどです。

 

 

 

 

 

 

先日のブログでも書きましたが、企業としてもっともしてはいけないことは倒産です。会社の発展を遅らせることではありません。倒産は多くの方に多大なる迷惑をかけてしまいます。人命に関わるケースもあります。絶対にあってはいけないのです。

 

 

 

 

 

 

ですので、今、私が先人から学んでいることの多く。それは失敗の事例です。ここでいう先人とは企業です。日本には400万社弱の企業が存在しています。そして全企業の約7割が赤字です。創業10年以内に倒産する企業は93%です。

 

 

 

 

つまり、企業を継続的に発展させることのできる企業はほんの一握りだということです。経済状況、業種、規模などが同じであれば完璧に成功事例をモデリングできるかもしれません。しかも時が止まっていればです。しかし、現実には時間は流れます。ですので、企業は他社の成功事例よりも失敗事例から学ぶ比率を上げるべきだと考えます。

 

 

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