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走りながら考えるな

投稿日:2015/3/24

こんにちは!片桐です。

 

 

 

ビジネスマンの中で『走りながら考えろ』ということを言う方がいます。恐らく、その方がスピードが早いという考え方なのでしょう。しかし、私には全く理解ができません。間違いなく、考えてから走った方が明らかに効率が良いと考えます。

 

 

 

 

計画をする際は徹底的に細部にこだわり、悲観的に何度もシュミレーションするべきです。そして全ての悲観的要素を排除できたとき、初めて行動に移すべきです。

 

 

 

 

構想は楽観的に大きなビジョンを描いていいと思います。しかし、計画はそれではいけないのです。行動に移し問題が発生したとします。そのときは間違いなく足を止め、最初にやることは問題解決です。それから計画を練り直してまた走り出します。間違いなく効率が悪いです。

 

 

 

 

 

昨年、グループ会社の周年パーティーで、経済界で有名なある方をゲストとしてお呼びすることになりました。その周年パーティを計画する会議に私も参加させて頂きました。もちろん私はその会社の人間ではないので、あくまで見学だけさせて頂きました。

 

 

 

 

 

その会議には20代のときにお世話になった、ある経営者もその会議に参加していました。私のメンターであります。そのときは約5年ぶりにその人の会議に参加しました。

 

 

 

 

 

会議にはグループ会社の経営者が約10人集まっており、周年パーティを成功させようと、ピリピリとした空気の中、会議が進行されていました。私のメンターは周年パーティの内容の細部の細部まで徹底的にこだわり、想定されるリスクを全て排除し、そのパーティを成功させるために一切の妥協をしない計画を練っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

ビップゲストの座る椅子の高さ、机に置かれる花の本数、ビップゲストがタクシーで会場に到着してから、控え室に入るまでの時間を計算し、誰が出迎え、タクシーからエレベーターまで歩く間にどんな話をするべきか。

 

 

 

 

 

 

やはり私はこの人から仕事を学んでいました。率直に嬉しく感じました。ポジティブな考えは確かに素晴らしいと思いますし、前向きに生きれるのだと思います。しかし、ビジネスマンとしてはそれではいけないのです。物事をマイナスに考えられる強い心を持つべきです。

 

 

 

 

 

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