投稿日:2015/8/4
花鳥風月。
この言葉は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
この四字熟語には、とてもすばらしい意味が込められているという一説があるので、本日はそれをシェアします。
幼い頃は花を見て綺麗だなと思う。
そしてその後、成長と共にその周りに飛んでいる蝶を綺麗だと思う。
そして大人になっていくにつれて、風を感じ、月をみて綺麗だなと感じたときには、立派な大人になっている。
このような意味があるという一説があります。
人は成長していく過程で、視野が広くなり感性が豊かになって、目に入ってくるもの、今まで見ていたものの、感じ方、捉え方の幅が大きくなっていくという意味です。
とても良い言葉だと思いませんか?
私も学生の頃、全くと言っていいほど興味のなかった歴史や文化が、今では調べることが趣味といっていいほどのものになり、景色や風景をみても何も感じることがなかったのが、今ではそれを見るためにお金と時間を使い外出するようになりました。
食べ物も、ファーストフードが大好きで、そればかり食べていたのに、今では味噌汁の美味しさが分かるようになりました。
振り返ってみると、自分はそんなに根本は変わっていないと感じることも多々ありますが、自分の感性や捉え方、考え方にとても変化があることに気づかされます。
これも立派な成長の一つだと私は考えています。
長い人生の歩みの中で、この花鳥風月という四字熟語がふと頭の中によぎったときに、自分自身が成長している瞬間なのかもしれません。
暑い日々が続きますが、体調管理をしっかりして明日も仕事に励みましょう。