投稿日:2015/8/7
この仕事は教えてもらったことがないからできない。
この仕事はやったことがないからできない。
この言葉を発する新人をよく目にします。
少し厳しいことを言いますが、こういう人は自分で仕事を作り出す人間にはなれません。もちろん社内での出世も期待できないでしょう。
会社は学校ではなく、その人の仕事の成果、結果に対して給料を払うという仕組みで成り立っています。
要するに、この人は自社に支払う給料以上の利益をもたらす人だ、という前提で採用しているのです。
新人の頃は利益を出すような動きはできません。だからこそ早く自分の給料分ぐらいは、利益を出す能力をつける事に全力を尽くす。これが社会人としてあたりまえの考え方です。
教えてもらうのはあたりまえではなく、頼んで時間を作って教えてもらう。
先輩や上司は自らの仕事で忙しいものです。
仕事ができる人たちを観察し、自分で学ぶ努力も必要です。
丁寧に手取り足取り教えてもらうことが、あたりまえだと考えてはいけません。
そして社内でもそれを上司があたりまえにやってはいけません。
それをやることにより部下の成長のチャンス、人格形成のチャンスを奪っています。
会社にとって一番価値があり、育てたい人材は「自分で仕事を生み出せる人」です。
そしてその本人にとっても、この資本主義社会の中でどのような状況になっても、その力があれば社会から求められる人材になるので、かけがえのない能力になることは間違いないです。
是非参考にしてみてください。