投稿日:2016/2/26
昨日はマルタケビルを筆頭に、新潟の再開発が進んでいるということを伝えさせて頂きましたが、本日も再開発のお話となります。
まずタイトルを見て、びっくりされた方も多いのではないでしょうか?
大かまぼことは決して、食品のかまぼこではありません。
大かまぼことは、新潟市中央区の朱鷺メッセに近接する万代島旧水揚場跡地のかまぼこ型の屋根のこと意味しています。
この施設は主に水産物の荷さばき施設として利用されていましたが、新潟漁業協同組合が対岸に移転してからは全く利用されていませんでした。
19年の新潟港開港150周年を見据えて、同施設を利用し、多目的広場整備に着手し、新たな賑わいの空間を作っていきたいとのこと。
市民や来訪者が日常的に散策できる場にしたい、ストリート系のスポーツが楽しめ、音楽や芸術イベントの会場としても提供できるような施設を検討しているとのことで、朱鷺メッセのコンベンション機能を補完する役割も念頭に置いているようです。
広場整備の総事業費は概算で約5億円。1966年築で老朽化が進む「大かまぼこ」(約2800平方メートル)は建物の雰囲気を残した状態で改修し、屋根付きの多目的広場にし、青空広場や駐車場も設ける計画で、市は16年度当初予算案に設計費3430万円を計上している。
旧水揚場跡地は約1万3千平方メートルという広さで、ここに総事業費5億円を掛け、新たな賑わいの空間ができると思うと今からワクワクしますね。