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大凧合戦、新潟県の職人技

投稿日:2016/4/11

大凧合戦



大凧合戦と言うと真っ先に思い浮かぶのが、白根の大凧合戦かと思いますが、新潟県の凧が有名な地域は白根だけではありません。



見附市や長岡市の大凧合戦も非常に有名で、見附市今町と長岡市中之島の両地域で6月に行われる大凧合戦に向けた六角凧作りの一般公開が4/9~見附市今町1の大凧伝承館で始まりました。



大凧合戦協会製作部のメンバー7人は、骨組みに無地の紙を貼り付ける「白凧」作りを3月末から行っており、今年は和紙が値上がりしたため、軽くて丈夫な洋紙を使用しているとのことです。



原材料の高騰が、こういった伝統文化にも影響を与えている現状を見ると、悲しい気分になりますが、そこは熟練の技でカバーし、例年と変わらないパフォーマンスが発揮されることと思います。



4月下旬までに約150枚を製作する予定としており、縦4.3mメートル・横3.3mの巨大な大凧150枚が、上空での合戦をしている様を想像しただけで、もはや圧巻ですね。



4/9の公開当日は、竹を麻ひもで縛って骨組みを製作し、縦4.3mメートル・横3.3mの骨組みを六角形の紙の上に置き、息の合った動きで手際良くのり付けしました。



一般公開は4/24までの水・土・日曜、午前9時~午後3時、土日は午前10時半から解説があり、ゴールデンウイーク前後から絵付けが始まるとのことですので、皆様、ぜひ予定を合わせて、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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