投稿日:2016/4/27
盗作の問題などがあり、一度、白紙になった東京五輪のエンブレムですが、一昨日になりますが、新たなエンブレムが決定しました。
4/25に東京都内で理事会が開かれ、「組市松紋(くみいちまつもん)」というタイトルの作品が、公式エンブレムとして選出されました。
アーティストの野老朝雄さんの作品で、江戸時代に「市松模様」として広まったチェッカーデザインを日本の伝統色である藍色で描き、形の異なる3種類の四角形を45個組み合わせて違いを示し、国や文化・思想を超えてつながり合う多様性も表現しているとのこと。
新エンブレムは一般公募で1万4599点が寄せられ、最終候補4作品に絞られていた。
組織委によると、国民からは延べ4万1516人から10万7287件の意見が寄せられ、作品Aは「日本らしさ」「伝統」を感じるという前向きな意見と「地味」「躍動感を感じない」という否定的な声があった。
他の3案は前向きな意見が多数だったが、エンブレム委の宮田亮平委員長は最終審査では委員から「シンプルでいい、日本の粋を感じる、クールさを感じる」など好意的意見があったことを選考理由に挙げました。
一方、「地味」や「目がチカチカする」との否定的な声もあったことも明らかにした。
賛否両論ある新エンブレムですが、正式に決定し、2020年の東京五輪で使用されます。
新エンブレムの決定を機に改めて、皆様で東京五輪を盛り上げていきたいものですね。