新潟市のベンチャー企業発！ 地域情報サイトです。新たな地域ネットワークを構築して、新潟市を活性化します。

投稿日：2016/10/25

これまでベンチャー企業を成功するためのことについて、お伝えしてきていますが、失敗してしまう理由について、あまりお伝えしていなかったと思います。


ことわざで、賢者は歴史に学ぶとある通り、賢い人はこれまでの失敗を反面教師にし、自身の企業の成功に活かします。


今回は失敗という観点から、ブログをお伝えさせていただきます。




＊＊＊＊＊＊




「資産のショート」


起業する際に、事務所や備品をなるべく良い立地・物で揃えようとする方がいます。


確かに店舗を持ち、売り上げを上げていかなければならない業態であれば、立地は大切ですが、お客様が多くいらっしゃるということは、スタフもしっかりと人数を確保しなければなりません。


現状はそれで会社として回ると思いますが、将来を見据えた場合、本当に回し続けていけるでしょうか？


その他、ローン・人件費のことも考えていかなくてはいけないので、全てを総合的に鑑みて、ビジネスを考えいく必要があると思います。




＊＊＊＊＊＊




「質の低い計画書」


飲食店で例えれば非常に分りやすいのですが、最高級品を使用し、時間を掛け、調理すれば美味しいものが出来上がり、尚且つ、安くお客様に提供することができれば、多くのお客様に気に入っていただけると思います。


ですが、これでは利益率が低く、経営をしていくのはとても大変です。


加えて、一度、認知された価格を上げようものなら、顧客は離れていってしまいます。


創業当時にどれだけ綿密に事業計画を立てることができるかどうかが、成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。




事業は予測が難しいですが、どれだけ事前に支出・収入の予測を立てて、それを実現するための計画・行動ができるかが大切です。
少しずつで構いませんが、起業を考えている方は、今から着実に事前準備を進めておくことをお勧めします！