投稿日:2017/7/14
新潟市の皆様、こんにちは。
さあ、今日お伝えする話題は、「水害対策」について。
発生から13年となった、新潟県三条市の「7.13水害」をはじめ、先日でもお馴染みの水害や災害にたびたび見舞われてきた三条市では、遊水地などの水害対策のハード設備が大詰めを迎えています。
ダムのかさ上げ工事を含め、2017年度内におおむね終了する見通しとなっています。
三条市では、2017年の「7.13水害」以降、五十嵐川下流では、川幅の水害対策が進んでいます。
また、主に五十嵐川上流が被害を受けた、2011年の「新潟、福島豪雨」後は、中上流域を中心に水害対策が進められてきました。
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その一方で、五十嵐川に繋がる笠堀川のダムでは、ダムの提を4メートル高くするかさ上げ工事が行われています。
完成すれば、洪水調節容量は約180万立方メートル増え、エレベーターの設置など一部工事が18年度にずれ込むが、大部分は17年度内に終了する見込みとなります。
新潟県三条地域振興局は、「遊水地の整備、ダムのかさ上げなどで、7.13水害のおよそ2倍の新潟、福島豪雨レベルの雨量には対応できるようになる」と話しています。
数多くの災害、水害に見舞われてきた、新潟県、三条市。
最近では、県外の災害時に、過去の経験、体験をもとに各地に人員が派遣されることも多く、全国の災害対策に貢献しています。
これからも、県内はもちろんですが、全国各地での災害の際に、少しでも犠牲者が少なくなるよう、祈っています。