投稿日:2017/8/9
こんにちは。
新潟ベンチャーブログです。
全てを手に入れようとすることは、幼稚な発想です。
一つ得るためには、一つ失う事を忘れないでほしいです。
これもほしい、あれもほしい。
こういったことは、子供の言う事で大人の言う事ではない。
あえての黒星をつくる。
相撲を例にとれば、15勝0敗や14勝1敗で勝っていくことは、
とても素晴らしいことですが、その中に含まれる勝ちの中には必ず次の敗因を含んでいます。
それを自覚しないでいると、いつか0勝15敗、1勝14敗がやっていきます。
以前、“大関”魁皇という通算 1047勝 という大記録を残し、現役引退した選手がいました。
もし横綱まで上り詰めていたら、ここまで長く続けることはできなかったでしょう。
ナンバーワンになることは、妬みや恨みも買うことになり、標的にもなりやすいのです。
結局ビジネスの世界では、限られた期間 横綱 になるより、
長い間 大関 でいるほうが、得るものが大きいのである。
どちらを選択するかは自由ですが、それは身をもって知るしかない。
自身の人間力をどう育むかという問題ではないかと思います。
毎年、躍進したベンチャー企業家に与えられる賞があります。
大賞を受賞した企業家たちは、実際10年たつと約9割が消えているらしいです。
ビジネスは記録や賞を目指すものではなく、永続的に考えていかなければならないのです。
勝利も敗北も バランス を取ることが重要なのです。