投稿日:2019/5/30
新潟市の皆様、こんにちは(^_-)-☆
毎週、新潟県内、新潟市内の様々な情報をお届けしております、「新潟社員ブログ」です。
さあ、5月も今日と明日を残すのみとなりました。
最後まで張り切って、6月を迎えたいと思います。
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そんな5月末にお届けするのは、佐渡のお話。
野生のトキが今季初の巣立ちで、2012年から8年連続で確認されました。
環境省は昨日29日(水)、新潟県佐渡市の野生下で、今季初めてトキの巣立ちを確認したと発表しました。
佐渡での放鳥が始まって以降、巣立ちの確認は2012年から8年連続となりましたが、今回の時期は最も遅かったと発表されています。
トキのモニタリングチームが同日の朝、金井地区の林でひな3羽のうち2羽が、巣と近くの枝を行き来するのを確認、親は4月に最も早くふ化を確認していた11年放鳥の9歳雄と13年放鳥の8歳雌のペアでした。
これにより、今季の野生化では過去最多となる100組のペアが営巣しました。
このうち、24組がひなを育て、33組が抱卵しています。
一方、途中で繁殖活動を中止したペアも39組と比較的多いとされています。
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佐渡自然保護官事務所では、繁殖を中止したペアの原因を調べるとともに、今後の巣立ちも進めていきたいという方向を明らかにしました。