投稿日:2019/11/23
新潟の皆様、こんにちは。
毎週、独立や起業、仕事に役立つ情報をお届けしております。
「新潟ベンチャーブログ」です。
本日は「先人の知恵を活かす」
というテーマでお話させて頂きます。
新入社員の頃、先輩は上司に「自己流は事故る」と言われた経験のある方はいらっしゃると思います。私も20代前半に言われた経験があります。そしてなぜ、多くの20代が上司の助言を無視して、事故をしてから初めて先人の知恵を活かすことの大切さ気付くのか。それは素直さとプライドの高さが関係していると思います。
私自身がそうなのですが、新入社員の頃は実績がないのにプライドが高く、自信がありました。若われし頃のソフトバンク社の孫正義氏のように根拠のない自信で世界が驚くような結果を出してしまうような天才も世の中にはいます。しかし、私も含めそうではない凡人が大半です。確かに根拠のない自信で本来のパワー以上の結果を出してしまうケースもあるかと思います。しかし、私は根拠のある自信を身に付けるべきだと考えます。根拠があるからこそ本当の意味で自信を持て、大きな結果が出せるのだと思います。根拠のある自信を身に付けるには、目の前の小さな目標に対して一つひとつトライするとこ。コツコツ日々努力すること。継続すること。そういったことで年月を掛けて積み上がるものだと思います。
文頭で述べた。なぜ20代は無駄なブライドを捨て切れずに自己流に走り、事故を起こしやすいか。それは学校教育と家庭内教育に関係しているのではないかと思います。学校教育は資本主義社会とは真逆の社会で、平等で競争の少ない社会です。同じ服装で、えこひいきはタブー、理不尽なことは少なく、平等で、命を削るような競争はなく、ルールが厳しい。このような環境では大きな挫折、屈辱を受ける経験。そのようなことは皆無です。しかし、大人の社会はそうではありません。殆どの学生が学生時代この違いを学ぶことなく、社会に出て社会の厳しさ、理不尽さに負けてしまい、挫折する若者も少なくありません。
そして、学生時代に学校や家庭で「お前は本当はやればできる子なんだから」、「なんとかなるよ」そういったことを言われ、その言葉を素直に真っ直ぐに受け入れ、成人式を迎えます。ですので、能力以上の自信、つまり無駄なプライドが形成され社会に旅立ちます。
大きく企業での社内教育の最初に教える項目に素直さの大切さが盛り込まれている理由。それは上記のようなことが関係しているのではないかと思います。素直さを持ち先人の知恵を活かすことが、早く成長し、結果を出せる方法だと私は思います。