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風林火山

投稿日:2020/5/4

新潟の皆様、こんにちは。 毎週、独立や起業、仕事に役立つ情報をお届けしております。 「新潟ベンチャーブログ」です。 本日は「風林火山」 というテーマでお話させて頂きます。


風林火山、この言葉は誰でも一度は聞いたことがあるかと思います。
ですが、この言葉の意味やこの後に続く言葉があることはご存知でしょうか?孫子の兵法を学び巧みな人材登用と経済政策で戦国時代を駆け抜けた武田信玄の掲げた旗印について本日はお話しさせていただきます。


この「風林火山」という言葉の意味は、以下の通りです。
「其疾如風」行動の早いことは風のごとく、「其除如林」待機して静かなことは林のごとく、「侵略如火」敵地への侵略の激しさは火のごとく、「不動如山」動かずにいるときは山のごとく、という孫子の兵法書から得た情報を戦略へと変換し、戦国時代を駆け抜けました。
病死さえしなければこの人が最も天下統一に近い武将だったのかもしれません。


しかし、孫子の教えではそのあとに「難知如陰」「動如雷震」という言葉が続きます。
一説によると武田信玄はもちろんこの言葉は知ってはいましたが、あえて旗印には掲げずに一番大事な部分は隠していたのではないかといわれています。


「難知如陰」の陰とは正しい情報をより早く、多く見つけそれを分析すること。
そして「動如雷震」の震とは陰から答えを出し雷のように速く行動をすること。


風林火山の後ろにこのような強かな戦術が隠れていたとは。戦いに勝つとはこういうことなのですね。
ビジネスもたくさんある情報の中から正確な情報をいち早くキャッチし、それをもとにライバルたちよりも素早く行動して結果につなげるのは何よりも大切なことです。


戦国武将から学ぶことは多くあります。
ステイホームの際に是非とも過去の偉人達から学ぶことをお勧めいたします。


新潟市 風林火山

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