投稿日:2022/6/15
新潟の皆様こんにちは。
独立や起業、仕事に役立つ情報をお届けしております。【新潟ベンチャーブログ】です。本日は、「コストカットの失敗」をテーマに、お話しさせて頂きます。
コストカットのし過ぎにより、逆に会社として失敗したというケースを見たことがあるため、2つご紹介します。
-コミッションの減額-
A社、B社(代理店)で商材を販売していて、B社が獲得した分は代理店のためB社70%、A社に30%という分配でコミッションの支払い。
ですが、A社の経営が悪くなり、B社の獲得が今まで70%だったところを50%に減額。さらに半分の25%に…。
のようにコストカットを代理店へのコミッションというケースを見たことがあります。B社としてはA社があるから仕事として成り立つ部分がありますが、あまりにもコストカットし過ぎたため、B社と取引を解除され、契約数が減り今後の収入が逆に激減したというケースです。
経営難により目先の利益を求めたため、コストカットをし過ぎなければ防げたかもしれません。
-人件費-
会社の数字が悪くなり、コストカット先として、全従業員の基本給を約1割カット。ですが、忙しさは変わらないのに昇給もなく結果的にカットは無くなりましたが新卒社員が辞めていく。というケースも見たことがあります。若い人は辞め、年配の方は再就職も厳しいため残り、会社として平均年齢が増加。
会社経営の中で、人件費が一番かかるのでしょうがないと思います。ですが、給料カットが終わったらそれで戻るだけではなく、+@で何かあれば防げたかもしれなかったというケースです。