投稿日:2014/5/26
こんばんは!片桐です。
本日は新潟の食文化のひとつである『食料菊』を紹介したいと思います。新潟には古くからから菊を食べる食文化があります。菊を食べるという習慣は新潟以外には東北、北陸地方の一部に限られ、食用が始まったのは江戸時代からと言われています。新潟では、おひたしや酢のものとして食され、秋に欠せない食材となっています。僕自身、最近は菊を食べる機会は減っていますが、たまに食べると懐かしい気持ちになります。
昭和初期の頃は農家の庭先や畑の片隅で、紫色の食用菊『かきのもと』が栽培されてきました。昭和後期頃になると、水田の転作作物として栽培されるようになり、より花が大きく色鮮やかな紫色へと品種改良されました。出荷の時期は8月中旬からです。若者の中には食べたことがない方もいらっしゃると思います。是非、今年の夏は、新潟の食文化のひとつである『食用菊』を食べてみて下さい。美味しいです♪