投稿日:2015/1/15
こんにちは!片桐です。
私は25歳のときに通信関係の企業に転職し、起業するまでの3年間をその会社で勉強させて頂きました。どこかの企業でトップセールになった人だけ、その企業の入社テストを受ける資格を得ることができ、年に一人しか採用しないという方針の会社でした。
入社テストは三ヶ月間で行われ、ノルマを与えられます。1円でも割った瞬間に即退社。運よく入社できは私は、その企業で多くのことを学ばせて頂きました。
その会社で最初に学んだことは『給料の5倍の生産性をあげる』ということでした。初任給が月収約20万円。つまり月間100万円の粗利益を初月から叩き出さなくてはならないということです。
私は入社テストをクリアして正社員になってからの5ヶ月間、一度もノルマを達成できずに苦しんでいました。(入社後に未達成の月があっても退社にはなりません。)しかもノルマを割っても20万の給料は頂けてしまいます。
20万円の給料を貰っているのに100万円の粗利を出していない状況は赤字社員とみなされます。つまり、誰かの数字で生活させて頂いているということです。未達成のときは先輩社員の家を謝りに回っていました。
命を削って仕事をして、やっと初めて社会に生かされる、生きる権利を認められるというようなことを学びしました。そして、実はその厳しさはこの会社内だけのことではないのです。
商売、仕事とは神聖で崇高なものだと認識しております。一見シビアに見えることもあるかもしれません、しかし、仕事とはそのサービス、商品を通じてお客様の人生をに影響を与えます。人の命です。シビアで当然です。そうでなければ、とても違和感を感じます。
そして、仕事をして、社会で人並みに生きるということは、とてつもなくレベルの高いことなのです。
今の時代を生きる難易度を正しく理解して成長していきましょう。