投稿日:2017/9/1
おはようございます。
新潟ベンチャーブログです。
会社のどんな部署にも、
問題があり、弱点があります。
問題を克服することは大切なことですが、
それ以前にやらないといけない事があります。
問題点の根底にある“ボトルネック”がどこにあるかということ
これを解決しなければ、どれだけ他の部署が努力しても意味がなくなってしまう。
逆にボトルネックの解決ができれば、業務効率は格段に上がります。
全体を見渡して、どこにあるのかを見れる目を養うことは重要です。
これは企業以外でも個人でも役に立つ考えです。
例えば都内の大手IT企業を例に考えると、
渋谷○○タワーという30階建てのビルがあり、5000人が通勤しています。
毎日10基のエレベーターが稼働しています。
もちろん毎日それだけの人が仕事をしているのでエレベーターはフル稼働です。
特に朝の通勤ラッシュや毎週月曜日恒例の朝会の前後は、ひどい状況です。
5000人の社員をそれぞれのフロアに送り届けるのは、30分もかかってしまう状況です。
5000人×30分=2500時間
考え方にもよりますが、毎日2500時間の無駄な時間なわけです。
大混雑で、みなさん朝からイライラしながら順番を待つという状況で、
一つのフロアに停まって人を下すのに約20秒
この状況を打破するために、エレベーターの停止する階数を
30階から三分の一の10階だけにし、自分のフロア以外社員は近くの階段を使うように促し、
結果的に全員の移動時間は10分を切るようになりました。
社員一人当たりの労働生産性は10%向上したことになります。
このようにボトルネックを見つけ、解決することは大きく改善することになるのです。