投稿日:2016/10/18
いよいよ今回が最終章となります。
このブログを通して、少しでもベンチャー企業に対する誤解が解けることを願いつつ、最終章をお送りさせていただきます。
それではご覧ください!
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「誤解5:出る杭(ベンチャー企業)は打たれる」
日本に昔からあることわざですね。
しかしこれは本当に当てはまるのでしょうか。
確かに誰もが成功していると認める国内IT系ベンチャーの社長が、ある日突然マスコミなどからバッシングを受けることがよくありますが、それでは海外に目を向けてみましょう。
私達が普段から利用しているスマホやパソコンで、大きなシェアを獲得している海外企業の社長達は今までバッシングを受けていないのでしょうか。
過去、彼らも多くのバッシングを受けているのです。
逆に出過ぎた杭は打たれないとも言いますし、日本にはまだ海外の企業ほどの出る杭が現れていないということなのです。
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「誤解6:経営で失敗すると全てを失ってしまう」
よくこういった誤解をしている方が多いように感じます。
経営の内容によっては、負債は残る可能性がありますが、信用さえ失わなければ再起は可能です。
経営に失敗しないに越したことはありませんが、失敗の仕方によっては、信用も大きく失ってしまう可能性もあります。
信用を第一に企業活動を営むことが大切です。
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「誤解7:会社を倒産させると返済できない程の借金が残ってしまう」
ファイナンスの知識を正しく駆使すれば、仮に会社を倒産させてしまったとしても、個人に莫大な額の借金が残るなどのことを防ぐことが出来ます。
そのためには、正しいファイナンスの知識の収集、信頼できる専門家を見つけることが大事です。
いかがだったでしょうか。
皆様が誤解されている部分と重複する内容はありましたか?
皆様が一番誤解されやすいのが、疑問7でお伝えさせてもらったものだと思います。
しっかりとしたファイナンスの知識が経営には必要です。
自分自身にファイナンスの知識をつけるのか、専門家に相談をするのかは、各々の判断ではありますが、ベンチャーに関わらず経営者の方々はより一層のファイナンスの知識が求められる時代になってきたのではないかと思います。