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投稿日：2020/2/16

新潟の皆様、こんにちは。 毎週、独立や起業、仕事に役立つ情報をお届けしております。 「新潟ベンチャーブログ」です。


先日、プロ野球界の宝と言っても過言ではない人財が享年84歳で永眠されました。
ニュースでもたくさん取り上げられていたので、ご存知の方も多いかとおもいますが、野村克也元監督です。
野球界に多大なる功績を残してきただけではなく、野球界で活躍する選手、監督、コーチを何名も育て輩出してきた方です。
著書も何冊も出されているので、読まれたことのない方は機会があれば是非手に取ってみてください。


そんな野村さんがとても大切にされていた金言を一つご紹介させていただきます。
「財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上なり。されど財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」
とても深い言葉だと思います。


どんな業界でも会社でもこれは共通していると思います。
財とは当社で例えればお客様。新潟県内で新規のお客様、既存のお客様とご契約させていただき、末永く取引ができる土台を作る、これがないと会社として成り立ちません。


事業を残す。お客様のニーズに答える事業の創造、地域の皆様に貢献できる事業の創造、未来を担う若者たちがそれぞれの思いを形にできる事業を創造。これも企業としての役割であり、生み出していかなければ企業としての成長を得られない重要なことです。


そして人を残す。人材を発掘し、育て上げ、引き継いでいくことが最も重要であり価値のあることであると野村さんは考えられてました。
利益を生み出すのも時代に合わせて事業を変化させていくのも全ては人が行うことです。
人を残していかないと、いずれその業界も会社もなくなってしまいます。


ただ、この「人を残す」ことが何よりも難しく、大変であることをわかられているので、それこそが一流と野村さんは著書でもテレビでもよくおっしゃられてました。


ここに関しては私もまだまだ未熟であり、これから何十年かけて学んでいかなくてはならないと強く思っております。
野村さんの言葉を胸に精進してまいります。