投稿日:2015/1/19
こんにちは!片桐です。
サイバーエージェント社の藤田氏、GMO社の熊谷氏。僕の尊敬する経営者です。この二人は書籍の中で『パーティに参加するな』、『名刺交換会は労多くして功少なし』と言っています。
若いときは人脈を作らず、時間は仕事と自分の成長のために投資するべきだ、という考え方にとても共感します。20代の最優先課題は自分の力をつけて、多くの人をひきつけるだけの魅力を備えたビジネスマンになるための努力をすることです。
自分に力がないのに、人脈の力を借りようとは虫が良すぎますよね。自分を高めない限り、たとえ人脈っぽいものができても、その関係はやがて錆びます。
そして、それは企業という組織でも同じことが言えます。大手企業との取引をしている、大手企業との取引ができるようになった。たしかにビジネスを行ううえでそういった取引先は必要だと思います。急成長もできるかもしれません。
ただ、そこに甘んじてはいけないのです。自社の力がどうかということです。たとえ大手企業との取引があり、メリットを得ている状態だとしても、その経営を行いながら取引先に左右されないビジネスモデルを確立するべきです。
取引先がなくなったときの準備をしましょう。タイタニック号は沈没しています。企業として、もっともやってはいけないことは会社を倒産させてしまうことです。リスクヘッジを行いながら、攻めるべきだと思います。
目先の売り上げの伸ばすことが、継続的に売り上げを伸ばすことに繋がるとは限りません。目先の雇用を増やすことが、継続的に雇用を増やすことの最短距離とは限りません。毎年の120%の売り上げ増加が正しい経営とは限りません。