投稿日:2015/6/25
「おもてなし」という言葉は日本人が誇る文化として、2013年のオリンピックの際に、滝川クリステルさんが発したことから世界に広まりました。
接客業をやられている方は、一度はこの「おもてなしの精神」の大切さを、会社や上司から聞いたことがあるかと思います。
しかし、それ以外のビジネスにもこの「おもてなしの精神」は、非常に重要なことだと僕は考えています。
僕の職業は営業ですが、この「おもてなしの精神」があるかないかでは、顧客満足度に非常に大きな差が現れます。
一般的に言うサービスとは、クライアントが支払った金額に対して、それに相当する商品の提供や、接客をすることを指します。
クライアントが合意して支払った金額よりも、良質なサービスを提供すると、リピーター率が上がります。
その逆は言うまでもありません。
ではサービス精神と「おもてなしの精神」の違いは何なのでしょうか。
それは自分を選んで契約してくれた方、自社の商品を選んでくれた方に感動を与えることです。
これは非常に難しく、大変ではありますが、それを成し遂げたときこそ仕事をしていて、一番嬉しい瞬間なのではないかと思います。
勘違いしてはいけないのは、「おもてなしの精神」とは過剰なサービスではありません。
極論ですが、1000円で新車を提供すれば誰しもが喜ぶでしょう。
しかしそれではビジネスは成り立ちません。
明日はこの「おもてなしの精神」について詳しく書きます。