投稿日:2014/11/12
こんにちは!片桐です。
一般的にどのビジネス書にも守破離の゛守゛を重要視するべきで、これを飛び越えるべきではないと書かれております。私も全くその通りだと思います。そして、実践して参りました。守破離とは元来は禅の考え方と言われていますが、それが、能、茶の湯や武芸にも入りました。その考え方をビジネスに取り入れてるのが、今の時代です。
師匠(メンター)の教えを忠実の守り、その人から技術や技を学ぶことが守です。素直さを持って学ぶことが重要です。
ただ、本日書きたかったブログは゛守゛ではなく、゛破離゛についてです。素直さがあり、謙虚さのある日本人の多くが゛破離゛を苦手とするのではないのでしょうか。ビジネスマンであれば、給与の5倍~10倍の生産性を叩き出し続けて、お客様の長期にわたって貢献し続けることができなければ、゛守゛をまだ継続するべきです。
それでは、どのタイミングで゛破゛がくるのか。先ほど述べた通り、日本人の謙虚さが邪魔をし過ぎてしまうケースが少なくないと感じます。私が思う゛破゛のタイミングですが、まず師匠の教えを100%こなせるようになっていることが大前提です。そして、師匠を客観的に冷静に数字で見るということが、ヒントになります。
そんな言い方は師匠に対して失礼だということを理解しているうえでです。自分ならこうするという考え方が自分で抑えきれなくなったときに゛破゛がやってきます。師匠には否定されるかもしれません。そして、その師匠からまだ゛守゛を学んでいる他の弟子からは、『まだお前には゛破゛は早い』と間違いなく言われます。しかし、決断するのは本人です。
一休さんは何歳のときに゛破゛を行ったか気になります。