投稿日:2015/1/18
こんにちは!片桐です。
昨日今日とセンター試験が行われています。受験生の今まで積み重ねてきた努力が発揮されることを心より願っております。
さて、過去にこんな言葉を聞いたことはありませんか?『学校の勉強は意味がない』、『数学の授業で学んだ方程式は社会で使うことは無い』。私はこういった考え方に違和感を感じます。ちなみに私は学生時代勉強が嫌いでしたし、大した学歴はありません。
たしかに、学校で学んだことの中には社会に出てから使わないことが沢山あります。しかし、私は授業で学んだ内容はその人の知識の基礎となり、社会人としての土台になっていると思います。大変意味のある、大切なことだと思います。
そして、さらに学生時代にしっかりと勉強した方は、その知識の基礎以上に大きな力を身に付けていると考えます。社会に出てからとても大切な能力です。それは『我慢する力』、『セルフコントロール力』、『タイムマネジメント』、『設定と達成』、『前倒し』。こういったビジネス力です。
これらは社会に出てから重要になるスキルです。しかし、こういったスキルを磨くために、一生懸命に勉強しなさいとは教育されません。学生に伝えても、こういった能力が社会人には必要だということが理解しづらいからなのかもしれません。
教師や親御さんは生徒、子供に勉強する理由を明確に理解させるべきだと思います。なぜ勉強しなくてはならないのか、学校での勉強が将来どう役立つのかをしっかりと理解させ、まず学ぶ姿勢を作らせることが教師と親御さんのやるべきことだと思います。