投稿日:2020/2/1
新潟の皆様こんにちは。本日は新潟の銘酒「腰乃寒梅」について調べてみたので、シェアさせて頂きます。日本国内では数多くの日本酒の銘柄がありますが、新潟県といえば越乃寒梅。新潟県民にとっては割と身近なお酒ですが、全国的にも人気のあるお酒です。新潟のお酒の特徴は辛口淡麗。ちなみに淡麗とは癖がなく、さっぱりしているお酒という意味だそうです。越乃寒梅も香りはあまりなく、キレがあり、飲みやすいですよね。癖がないので、どんな料理にも合い、水のようにどんどん飲めてしまいます。
そして、越乃寒梅が「幻の酒」としてブームになったのが1970年代。実は戦後、甘口の酒のブームがあり、売上が低迷した時期もありました。しかし、それでも辛口淡麗を貫いた越乃寒梅はその後の辛口ブームで現在のようなブランドを築くことができました。
「幻の酒」言われるようになった理由は1970年代の地酒ブームが大きく関係しています。かつてお酒とは大手が作る全国的な銘柄ばかりでした。しかし、とある雑誌で美味しい地酒として取り上げられ、地酒ブームの流れが起こり、一気に売り上げが伸びることになりました。その結果、越乃寒梅は入手困難となり、一時は通常価格の何倍もの値段で市場に出るという現象が起こり、そこから「幻の酒」と言われるようになりました。
お酒にもブームがあり、日本酒以外でもハイボール、酎ハイ、地ビールなど流行りは移り変わっていきます。日本酒の中でも流行りはありますが、新潟の歴史に想いをはせ、地元新潟の銘酒を飲んでみるのもいいですよね。