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新潟市で新たな航空機産業

投稿日:2016/5/17

旅客機


新潟市では連日晴れが続いていましたが、雨となりました。


気温の温度差が激しいので、体調管理には、十分気を付けていきたいですね。



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さて、今回は、いつもと違ったブログの内容となります。


航空機産業として、新潟市南区で、新潟市が航空機関連産業の育成を推進する「NIIGATA SKY PROJECT」から生まれた、共同受注グループ「NSCA」の参加企業が入居する共同工場が、本格的に稼働します。


国内重工大手の多工程一括発注に対応する為、各工程を担う企業を同一工場に「集積」させて、今後、共同で受注活動を展開し、アルミ製機体部品や装備品部品を一貫生産するようになります。


柿崎機械(新潟県上越市)は長さ3メートルまでの機体部品を切削加工できる機械と3次元測定機を設置し、すでに生産を始めており、新潟メタリコン工業(新潟市東区)は幅3・5×高さ1・5×奥行き0・8メートルのメッキ槽を29槽有するアルミ表面処理設備を導入しました。


航空機産業の集積に関連して、すでにJASPA(横浜市保土ケ谷区)など4社が、航空機エンジン部品の共同工場(新潟市西蒲区)を建設しており、今後は約10キロメートル圏内にあるNSCAとの連携が期待されています。


今後、新潟市は新潟県と協力し、県全体に波及効果を発揮させる考えで、新潟市に限らず、燕市や三条市、長岡市は”モノづくりの街“として全国的に知られ、高い技術力を持つ企業は多い為、これらの連携が実現できれば大きな産業の成長エンジンになり、新潟県がもっと活性化されますね。

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