投稿日:2016/2/2
新潟の皆様に、耳寄りな情報をお届けさせて頂いております。
本日は、最近では珍しく、1日中、天気のいい日でしたね。
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さて、節分ネタが続きましたが、今回は話題を変えてお届け致します。
今年の夏から、新潟市は、65歳以上の高齢者のバス運賃を半額にする方針を固めました。
目的は、高齢者へのバス利用を促し、外出する機会を持ってもらおうという事でした。
介護を受けずに、自立を目指し、健康寿命を伸ばすことを目指しています。
市都市交通政策課によると、市内を走るBRT区間を含む、新潟交通バス、区バス、住民バスも、この対象になるようです。
新潟市は、2012年から2015年までの間、65歳以上の高齢者を対象に、バスの運賃を値引きする、「シニア半割」を実験的に行った。
事後アンケートでは、約65%の高齢者が外出回数が増えたと回答している。
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昨年、新潟市では、皆様ご存知のBRT(バス高速運送システム)が導入され、新潟駅から市役所、古町間の交通の便が良くなりました。
しかし、良いことばかりではなく、西区や東区などの、郊外から今までバスを利用していた人々にとっては、ダイヤが変更となり、新潟駅での乗り換えを余儀なくされました。
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新潟市はこれらの対策も含め、半額措置は「ある程度の効果は見込めそうだ」と判断しています。
運賃の差額は、新潟交通が支払う形となるが、これまでの申し込み数や、市の負担額を踏まえ、持続性があると見込んでいます。