投稿日:2019/12/27
今年も残すところあと僅かとなりました。今年はどんな年でしたでしょうか?来年は東京オリンピックも控えておりますが、良い年になってもらいたいです。
さて、本日の話題ですが、新潟県のお正月に食べる郷土料理といえば「のっぺ」。「のっぺ」について調べてみました。そもそも「のっぺ」は新潟県だけでなく、実は青森から九州まで各地での呼び名は様々ですが存在しています。新潟県内でも「のっぺ」の呼び名は様々で、「のっぺ」の他に、上越では「のっぺい汁」、新発田の「こにも」、岩船の「大海」、佐渡の「おおびら」「こくしょう」などです。
ちなみに「のっぺ」の具材も地域のよって様々です。例えば、「鮭や鶏肉を入れるか」、「里芋以外の根菜類も入れるか」、「片栗粉を溶き入れるか」などです。新潟でいう「のっぺ」の基本的な具材は里芋、こんにゃく、かまぼこ、人参です。その他、違いがある具材として、鮭、イクラ、鶏肉、しいたけ、ごぼう、豆腐、煮干し、片栗粉などです。
新潟県では正月料理の代表とされていますが、お家によっては通年作ることもありますし、居酒屋のメニューに入っていることもあります。県外から来た方には居酒屋で新潟の「のっぺ」をぜひ味わってもらいたいです。
新潟県の代表的な郷土料理として、それぞれの家庭で作られてきた「のっぺ」。伝統を守り、親から子へ、そのまた子へと作り伝え、多くの人に親しまれ続けてもらいたいと思います。