投稿日:2016/9/27
「勘違い」シリーズのラストを飾るのは、理想と現実のお話です。
仕事に限らず、プライベートな事柄においても、理想と現実は必ず存在します。
特にこれから起業・経営をするという方や、夢や目標を持ち、高い志でベンチャー企業に入社したという方には、「理想と現実」という名の壁が大きく立ちはだかるのではないでしょうか?
実例も交えて、お話しさせていただきます。
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「諦めずに努力し続ければ、必ず成功する」
ビジネスにおいて信念を持ち、努力し続けることは、事業を成功させていくには、必要不可欠なことです。
ただし、あまりにも信念が強すぎると、柔軟な対応が出来なくなり、周囲の優秀なアドバイスや声に気づけなくなり、自分のやり方に固執してしまう可能性があります。
客観的に、そして多角的に物事を見ることで、柔軟な対応することができます。
強い信念・柔軟な対応力を持ち合わせることで、世の中の流れにもついていくことができ、成功がより近づくのではないかと思います。
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「自分の好きなことをすることができる」
例えば、パソコンにとても詳しく、いじっているだけで幸せという方がパソコンに関する総合サポートを主とした会社を設立したとします。
確かに業務は修理・その他サポート業務も行うことになるので、当人にとってはこの上なく楽しみながら仕事ができる環境のように見えます。
従業員であれば上記の通りなのですが、経営者の方となると話が変わってきます。
「トラブル対応、事務処理、収支の計算など」、好きなことをしている暇などないくらい、経営者としてやらなければならないことが山積し、組織化するのであれば、さらにそのような状況の中で、チームを作り上げていかなければなりません。
「自分の好きなことをすることができる」ようになるまでには、実際には多くの壁や困難をいくつも乗り越えなけていかなければならなそうです。
以上で、「勘違い」シリーズはエンディングとなります。
皆様、いかがでしたでしょうか?
これから起業しようと考えている方で、考えていた理想とは大きくかけ離れていたという部分もあったことと思います。
ですが今までのお伝えしたことをネガティブに捉えることは全くなく、寧ろポジティブに捉えてもらえたらと思います。
なぜなら現実を知ったうえでこれから対処し、改善した状態で起業に向かって動き出すことができるからです!