投稿日:2014/8/8
みなみです。
言葉に重みがある人間になりたい。
20代前半の頃に言葉に重みがある方々にあこがれていました。
昨日読んだ本の中の一文でこんな文章がありました。
『まず熱意を人並以上に持ち続けられるかどうかが、経営者としての必須条件だ。これに知識をかけ算し、経験を足し算せねば真の知恵はわいてこない。』
この言葉の重み。
多分、ご存知の方も多いいと思いますが、これはかの有名な「松下幸之助」さんの言葉です。
重みのある言葉ですね。
こんな言葉はまだまだ若造の僕からは決して出てきません。
ですがようやく言葉の意味は理解できるようになりました。
土台は熱意、これがなければ何も始まらない。辛いこと、苦しいことから人は逃げてしまうから。そして知識は自分の努力次第で詰め込み覚えられる、だから掛け算。経験は地道に積み重ねるしかなく、失敗と成功を繰り返し、様々なケースにも対応が出来るようになり、自分のものになっていく。
これを一つも欠けることなくやりきったときに、初めて「知恵」となりビジネスに活用できるようになる。
この言葉にたどり着くまでに「松下幸之助」さんは何を見て、何を感じ、何を経験し、そして何を差し出し手に入れたのか。想像もつかないくらい重みのある言葉です。
しかし、経営者としてというよりも、男としての生き様を追い求めていったときに、言葉はより重く深くなっていく気がします。
今日よりも明日、重みのある、深い言葉を発せられる男になれるよう、明日も精進します。